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学校行事

令和5年度 入学式が挙行されました

 令和5年4月10日(月)に入学式が行われました。普通科108名、理数科32名の計140名の入学が許可され、入学者代表宣誓がおこなわれました。入学生代表では「至誠という校訓のもと、伝統ある相馬高校の一員としての自覚を持ち、今日から始まる3年間を実りの多いものとし、自らの夢や目標に向かって日々精進して参ります」と力強く誓いました。天候にも恵まれ、気持ちのよい新たなスタートとなりました。いろいろな活動に熱く取り組むことで、充実した3年間にしましょう!

  

 

 

令和4年度 卒業式が挙行されました

 令和5年3月1日(水)に卒業式が行われ、普通科111名、理数科36名、計147名の生徒が本校を巣立っていきました。感染症対策のため在校生代表として送辞を述べる会長と各家庭から保護者1名のみの出席となりました。
 校長式辞では「本校で3年間学んだという自信と誇りを持ち、失敗を恐れずにチャレンジし、また、失敗してもくじけずに皆さんが一歩一歩確実に前進していくことを強く願っています。」と述べられました。
 また、福島県教育委員会教育長・大沼博文様より「はなむけの言葉」を頂戴しました。
 ご来賓の方々からは福島県議会議長・渡辺義信様(代読・荒秀一様)、馬城会会長・村山正之様、PTA会長・土屋大典様より祝辞を頂戴しました。
 在校生を代表して生徒会長による送辞では「先輩方と共有したこの貴重な時間は私達にとって人生の拠り所です。」と卒業生への感謝の気持ちを述べました。
 卒業生答辞では「私たちの青春には人一倍の悔しさが詰まっているからこそ、人一倍の学びを得ることができました。だからこそどんな時も今を大切に過ごさなければならないということを身をもって痛感した3年間でした。マスク越しではあったけれど、そのマスク一枚の隔たりを感じさせないほど、互いに見つめるその瞳は心の窓となり、言葉を交わさずとも通じ合える深い絆をはぐくむこともできました。これまでの経験と想いのすべてを今後の人生の糧とし、未来を彩る花を咲かせていきましょう。」と同級生、後輩へのメッセージとともに、保護者や地域の方々への感謝の気持ちを述べました。
 また、2月28日(火)には表彰式と馬城会入会式が行われました。表彰式では受賞者が呼名され、代表者が登壇して賞状や副賞を授与されました。馬城会入会式では卒業生147名が新たに馬城会へ入会しました。

 
 

           学校長式辞                      送辞

 

              答辞

  

 

理数科 課題研究発表

2月22日㈬、2学年理数科生徒が1年間「課題研究」の授業で研究した成果を本校講堂で発表しました。「理数探究」で課題研究を行う1年生も聴講しました。研究テーマは以下のとおりです。

 ・人間の記憶力について

 ・相馬の川の塩分濃度   ・一番記憶率の高い色は?

 ・仮眠 ~悩める受験生を救え!効率とクオリティを求めて覚醒へのguidance~

 ・筋肉の魅力    ・世界一わかりやすい情報理論

 ・マスクと呼吸の関係について ~コロナ禍でもストレスなく人と会話するには~

 ・材料から考察する紙の性質  ・工夫した方法による g の測定

 身近なものに関するものや専門性の高いものまで、多岐に渡る研究発表が行われ、質疑応答も活発でした。

1年生も、来年度に向けて研究テーマを考え、より高度な実験や考察が行われることを期待しています。

 

  

  

2学年 卒業生による講話

 2月17日(金) 学年末考査最終日の放課後、「卒業生による講話」を開催しました。昨年春に卒業した大学生4人(山形、宮城教育、福島、福島県立医科)を招き、2学年の希望者を対象に、受験勉強のアドバイスや大学生活の様子などを話してもらいました。

 参加した2年生は、先輩の話を食い入るように聴き、学習方法に関することや大学生のアルバイト事情など様々な質問をしていまいた。先輩からのアドバイスを参考に、大学選び、受験対策に励んでほしいと思います。

講話の様子 質問する2年生

2学年 語り部講演会

 1月26日(木)に、「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の一環の講演会を開催しました。

 地元・相馬市で震災語り部を務めている五十嵐ひで子さんを講師としてお招きし、東日本大震災時の体験を伺いました。五十嵐さんの語り口調でその場にいるような感覚になった生徒たちは、圧倒されながらも食い入るように聴いていました。講演の最後には、災害が起きたときの心構えと、自信を持って物事に取り組む大切さを説いていただき、大変実り多い会となりました。

 震災から12年が経とうとしていますが、この講演会で生徒があの時の経験を思い起こし、災害に対する備えについて再考する契機としてくれることを願います。

 

講師の五十嵐さん聞き入る生徒