【郷土部】高校生ポスターセッション(日本考古学協会総会研究発表)で優秀賞受賞!

 令和4年5月29日(日)第88回日本考古学協会総会研究発表の高校生ポスターセッションに郷土部(寺島祐一郎・寺島詩織・菅野まみ・阿部遥奈・星愛理・高橋千帆)が「高松古墳群第一号墳調査の意義について」というテーマでオンライン発表を行い、見事優秀賞を受賞しました。
 相馬高校郷土部には、昭和21年の創部以来、福島県相双地区で発掘してきた遺物が郷土資料室に保管・展示されています。2021年の福島県沖地震ではその郷土資料室も大きな被害を受け、今年3月の地震でも大きな被害を受けました。その復旧作業の過程で、当時の郷土部員が作成した調査報告書と実測図を目にし、高松1号墳の出土品と現在の状況に興味を抱いたことから現地で状況確認を行うことになりました。
 発表では、忘れ去られようとしている地域の歴史に光を与えることも相馬高校郷土部の責務ではないかとあらためて痛感し、先輩達の業績を含め、文化財のあり方を今後も研究していきたいとしています。