馬城会名簿発行について

令和4年版名簿発行のお知らせ

 

 このたび、令和4年版馬城会名簿を無事発行することができました。 同窓生の皆様には、名簿掲載内容の確認はがきのご返送や賛助金へのご出資等、ご協力をいただきましてありがとうございました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

※ このたびの名簿作成は、正式な同窓会事業として株式会社サラト(兵庫県姫路市)に委託しております。

  株式会社サラトのホームページ https://salat.co.jp/

※ 名簿のご購入を希望されるの方は、福島県立相馬高等学校内の馬城会事務局までお問い合わせください。

   ● 名簿発行日:令和4年1月5日
   ● 体   裁:A4判(400頁)
   ● 名 簿 価  格:4,500円

 

馬城会瓦版2020 第16号~「相中相高八十年」より 創立期3~

2020年6月29日 08時02分

記念誌「相中相高八十年」より (創立期その3)

 

  第1回生161名入学(福島縣第四尋常中學校)

 

 『学友会雑誌』第31号、「思ひ出のまにまに」に、第1回生の佐藤董(註1)が書いた一節です。

 顧みれば明治31年の4月母校が呱々の声を中村の地に揚げた時、新入学生の募集が行はれ、我こそはと思う面々誰彼が志願した。

 いよいよ授業が開始せられたのは5月からで、入学を許可せられた者が、百数十名、ここに甲乙丙3つのクラスが編成せられて、僅かに数名の教師に教を受くる事になった。クラスの仲間は百人百色混合種、驚いたではないか、その中には嘗ては役場の書記であったといふ者、小学校に教職を奉じたといふ者、余所の中学で何年か学んで新に建て直しに来たといふ者、もしくは小学校卒業の後幾年か鋤鍬を手にして田圃に腕を磨いたといふ若者、過去の経歴を聞いてみれば調べてみれば、それはそれは雑然混然たる大勢であった。

 従って年齢も不揃、旧制高等2年(今の尋卒と同年)から来たといふのが僅かに数名で最も少数、大抵は高等小学校卒業生で16歳前後である。中には高等卒業後数年を経過した猛者もいれば、徴兵検査が疾うに終ったといふ青年連も交じって居た。

 教室は満員箱詰めの蜜柑のやうにぎっしりとつめ込まれて窮屈ではあったが、苦中快あり、生まれて初めてAだのBだのと海の彼方の言の葉を教えられる得意さといったら、これ亦生まれて初めての珍事であり、快事であった。

 校舎は今の中村第一小学校旧校舎の南側の一棟で、余は丙組、丙組は西の一室で小使室に近い所、もとより堂々たる借家であるから校庭はあっても使えず、便所は殆ど小学校と共同、運動場は名だたる中村城趾、風致と歴史とを併有する長友や二の丸は意のまま気まま我々一百有余名の若人によって朝な夕なに蹂躙活歩せられたのである。

 

  第1回生の卒業55名(註2)(福島縣立相馬中學校)

 最初の入学者161名に転編入学者を加えた182名から、転退学者と落第者との合計127名を差引いた55名が、5年間で卒業したものである。

 ・・・・・

 第1回生55名の卒業時の平均年齢19歳9カ月、最年長者は……25歳4カ月、最年少者は17歳1カ月であった。また、彼らが4年生になった4月の、平均身長157.3センチ、最高168.8センチ、最低145.2センチ、平均体重50.8キロ、最高65.3キロ、最低36.4キロであった。

  (註1)  佐藤董(出身地は大野、後に本校教諭:馬城会会員名簿より)

    (註2)  馬城会会員名簿では、56名となっている。

                             (6月26日 転記&文責 村山)

原町支部総会が開催されました。

2017年5月8日 10時49分

 5月7日(日)の相馬高校創立記念日に原町支部総会が開催されました。南相馬市原町区の「ロイヤルホテル丸屋」で行われた総会には23名の会員の皆さんが出席しました。総会では役員改選が行われ、新支部長として平間勝成さん(昭45普卒)が選出されました。
 本部からは長田公雄校長、八巻章教諭が出席しました。170507原町支部総会.jpg

仙台支部総会の案内

2017年3月21日 15時24分

 第41回仙台支部総会が来る4月22日に開催されます。
 平成29年4月22日(土)午後3時より 
 場所「ハーネル仙台」(仙台市青葉区本町2-12-7)℡022-222-1121
 仙台支部の皆さんのご参加をお待ちします。

相馬支部総会が開催されました。

2016年9月5日 10時26分

 相馬支部総会が8月20日(土)に、馬城会総会に先立って相馬高校大講義室で開催されました。相馬支部会員24名が参加しました。27年度の事業報告・決算報告、28年度の事業計画・予算案が審議されました。