令和4年3月1日(火)に卒業式が行われ、普通科111名、理数科37名、計148名の生徒が本校を巣立っていきました。感染症対策のため在校生は送辞を述べる会長と各家庭1名のみの出席となりました。
校長式辞では「新型コロナウイルス感染症が学校生活に大きな影響を及ぼしたが、本校で3年間学んだという自信と誇りを持ち、失敗を恐れずにチャレンジし、たとえ失敗してもくじけずに、一歩一歩前進していくことを願っています。」と述べられました。
在校生を代表して生徒会長による送辞では「いつまでも私たちの模範となる先輩として輝き続けてゆかれることを信じています。先輩方の思いを受け継ぎ、より一層の精進を重ねていきますので、どうか見守ってください。」と卒業生への感謝の気持ちを述べました。
卒業生答辞では「在校生の皆さん、とここで言いたかったけど、残念ながらここに在校生はいない。3年間はあっという間に過ぎるので、勉強や部活動、友達と遊ぶ時間も大切に過ごしてほしい。その思いは在校生代表として出席している生徒会長に託します。また、東日本大震災で始まった小学校生活、新型コロナ感染症に深く覆われた高校生活だったが、『話すこと』は人との繫がりを保つ基本であり、苦しいときや悲しい時も言葉にして誰かに話せば少し楽になる。物理的な距離が離れていても、心の距離が離れなければ私たちは大丈夫だ。」と保護者や地域の方々への感謝の気持ちと後輩、そして同級生へのメッセージを述べました。答辞の最後には「ここで一句、『松川の 日の出に駆くるや 春の駒』」とイベント時に恒例だった句を詠みあげました。
また、2月28日(月)には表彰式と馬城会入会式が3年生のみで行われました。表彰式では受賞者が呼名され、代表者が登壇して賞状や副賞を授与されました。馬城会入会式では卒業生148名が新たに馬城会へ入会しました。
クラス代表者による卒業証書授与
校長式辞 在校生代表送辞
卒業生代表答辞「ここで一句」
馬城会入会式
2月22日(火)6,7校時に、2学年を対象に「志願理由書作成講演会」を実施しました。
講師として、(株)学研教育みらいより樗木真喜(おおてきまき)先生をお招きして、どのような志願理由書を作成すればよいのかということを実際のNG事例を参考にしながらご指導いただきました。今後、実際に志願理由書を作成し添削を受ける予定となっており、生徒達は真剣にメモを取りながら先生の話を聴いてました。
本当ならば対面での講義を予定していましたが、まん延防止等重点措置の延長によりオンラインでの開催となりました。しかし、樗木先生の歯切れい良い的確な講義のおかげで非常に有意義な時間となりました。
2月18日(金)
学年末考査最終日の放課後に、昨年度の卒業生による進路座談会が行われ、約60名が参加しました。
東北大、福島大、千葉大、山形大の先輩5名を前に、日頃の疑問や悩みを質問しました。
「苦手科目の克服」「部活動との両立」「受験勉強のモチベーション」「早起きのコツ」「推薦組がいる中での受験勉強」などが生徒達から次々と上がり、先輩方はそれぞれの受験勉強を思い出しながら答えてくださいました。その他にも「大学生活の楽しさ」についての質問もあって、生徒達は実際に大学生となった先輩方の話を聞いて、大学への期待感が膨らんでいる様子でした。
後輩のためにたくさんお話をしてくださいまして、大変ありがとうございました。